海外ゲーム日記

海外に住みながら主に海外ゲームを遊ぶプレイ記録です。

Crusader Kings III~アイルランド(チュートリアルの続き)

この前(9月1日ごろ)発売された『Crusader Kings III』です。
IIも持っていたんですが、少ししかプレイしていません。IIではチュートリアルが終わった後、イマイチ何をすればいいのかわからない、という感じで途方に暮れたところがあったんですが、IIIではわりと立て続けにイベントが起きるのでそれがないように感じます。
そんな感じでチュートリアルで使われたアイルランドのpetty king(きっとちゃんとした日本語があると思うんですが調べられない)を、とりあえずそのままやっていけばいろんなことが起きていろいろわかるんじゃないかという気持ちでだらだら続けています。
例によって、「それは違うよ」みたいな話がけっこうあると思います。


f:id:sakuramochi-kanari:20200908094545j:plain
とりあえずpetty kingdomからkingdomに昇格し、本人もpetty kingからkingに。
Munsterというのが自分の国です。
なぜ昇格したのかよくわからないんですが、その時は自分の国の一部だったはずの南のUlsterがなぜ今は自分の国じゃないのかというのはもっとわかりません。
自分が直接治めているのは南の半分です。よく見ると北の半分の方が大きいんですよね。
これはそれぞれduchy(公爵領)で、「2つ持っているとよくない」と言われたので半分を家臣に治めさせているのです。
あとから、大きい方を取っておけばよかったかな、とも思ったんですが、この部分は北のUlsterによく攻め込まれ、緩衝地帯になってくれているので結果的にこれでよかった気がしています。
そもそもこの部分、元は西半分だけが自分の国の一部だったんですが、そこを治めていた家臣が地道に勝ち取ったものです。自分では何もしない。
一時はこの真ん中辺の細い部分をその家臣から召し上げて直轄地にしてたんですが、ここは何かと小競り合いが多いため、いろいろあってこの形になっています。


f:id:sakuramochi-kanari:20200908094552j:plain
現在は6代目です。
2代目が武闘派でわりと出来が良く、3代目はパラノイドでいつもストレスに悩まされ、4代目は3歳で即位して67年も王位にあり、5代目を経て今です。
みんなわりと長生きしています。戦場で死んだ人とかはいません。何もしないから。


f:id:sakuramochi-kanari:20200908094558j:plain
で、この北半分を治めているのがこの見るからに態度が大きそうな女公爵です。
仲悪い。
配偶者が若そうに見えますが、確かこの時20代かなにかでびっくりしました。
で、最近知ったんですが、彼女はこの領地の前の後継者(まだ子供だったよう)を殺したらしいのです。
ここは、現在は彼女に下げ渡した形なんですが、実は王国になる前にもともと彼女が持っていたんです。仲が悪いので、多少改善しようと思って返したのです。
しかし前の後継者を殺したとなれば殺人犯。牢に入れて処刑しちゃってもいいのでは?と思い、実際、システムのアドバイスも「合法的に牢に入れられる」と言ってたので入れようと思ったんですが、入れられない。
なぜ。
「成功しません」とか言ってる。
そういうものなの?
失敗すると(ここでは確実に失敗するわけですが)他のあんまり仲良くない家臣を率いて反乱を起こしますだと。
しょうがないので諦めました。納得いかないけど。


f:id:sakuramochi-kanari:20200908094605j:plain
で、元の日常に戻って息子に教育をつけようとしたときに知る衝撃の事実。
自分の文化がゲーリックになってる。これまでは全部アイリッシュだったんですよ。
なぜそうなった?
母親がゲーリックだったのかなぁ。
実は彼、前の王の庶子だったんですよね。それを認知して後継者にしたのです。
なぜかというと、前の王の正式な子はすべて女子だったんですが、長女の父親が王ではないらしいマークが付いてしまったからです(要するに妻の不貞)。
彼女は出来が良かったので目をつぶって後継にしてもよかったんですが、マークが付いたのが何かに影響すると困るかと思って。
で、そのマークが付いていてもすんなり廃嫡とかにはできないみたいですよね。それっぽいコマンドが投獄しかない。投獄するのはしのびない…。投獄すれば、確かに修道院に入れるみたいなコマンドが使えるんですが。
その時点で娘が3人いましたがその妻は離縁し、別の妻をもらいましたが、彼女との間にもやはり娘が2人。
この家の相続法により、男子がいれば優先的に後継者がそちらになるので、娘を投獄する必要がないのに。
というわけで苦労して愛人を作って生まれたのが今の王です。
庶子を認知したので妻は激怒するし他の娘たちとの友好度(っていうかopinion)も軒並み下がりましたけど。
で、文化の話に戻ると、たぶん愛人がゲーリックで私がそれに気づいてなかった。
気づいていたら息子を教育する時点で変えられたんですけど。
文化が住んでいる都市の文化と違うと、都市のopinionが下がるみたいなんですよね。都市はアイリッシュなのです。しかしこの王についてはどうしようもありません。
都市のopinionが下がることについても、気が付いたのはあとのことなので次の代についてもたぶんどうしようもないです。


f:id:sakuramochi-kanari:20200908094612j:plain
十字軍募集のお知らせ。
これで3回目ぐらいかな。
前回はお金だけ出して勘弁してもらいましたが(だって、うちヨーロッパの西の端だし…)、今回は代替わりして間がないのでとりあえず行くか。
ところでこのゲーム、戦闘はわりと雑です。
近所の戦争でもそうですが、とりあえず数だけで決まります(私が何か大きな部分を見逃してなければ)。
近所ならともかく、ちょっと離れたところの同盟国から援軍を要請されると、いったいどこに行けばいいのか悩むこともしばしば。
いかに中世の戦争とはいえ、ふつうは主催者がどの軍がどこを攻めろと言うとか、作戦会議的なことをするものじゃないんですかね…。
で、確か史実の十字軍はたいていの場合、軍勢の多くが目的地にたどり着けなくて失敗したことが多かったような気がするんですが、ここではだいたいみんな、ほぼそのまま無傷で到着してしまうため、わりと勝ちます。
エルサレムの人にとっては災難というしかありません。
たぶんあの辺の領主も自キャラとしてプレイできると思いますが、すぐゲーム終わりそう。


f:id:sakuramochi-kanari:20200908094618j:plain
そんな王も寿命を迎えます。
53で、ここの歴代王としては早い方。
肥満による合併症で死んだと書いてあります。肥満は確かに最後の方でお知らせされていました。宴会に出すぎたか。
「恥知らずな姦夫であった彼はその背信行為と強欲な性格によって記憶されるであろう」とか、めちゃめちゃ言われています。
まあ事実なんだけど。
愛人が2人ほどいたんですが、ライフスタイルでintrigue(策謀みたいな感じでしょうか)を選ぶとそういうイベントが出やすいみたいですね。
ライフスタイルの選択としてdread(恐怖の的?)を選んでみましたが、それを実践する機会がなくて残念。そういえば、投獄コマンドが成功しやすい特典があったんですが、それを入れても上の女公爵は投獄できなかったのです。彼女はしらないうちに代替わりしていました。
次の王はライフスタイルがstewardで家を堅実に管理するっぽいタイプなので、またおとなしい人生になるというか、下手をすると国が亡びるかもしれません。よそに攻め込まれて。