海外ゲーム日記

海外に住みながら主に海外ゲームを遊ぶプレイ記録です。

積みカジュアルゲーム

Big Fish Games でカジュアルゲームをほぼ毎月(正確には2か月に1度、3本)買うのですが、これが積みあがってきたので崩しています。

ここにあるのは主にアイテム探しとタイムマネージメント、あとマッチ3やモザイク(いわゆるナンバープレイス)、ソリテア系が少しという感じですが、自分が買うのは主にアイテム探しです。

Vacation Adventures: Park Ranger 5
最近のアイテム探しはアドベンチャーゲーム形式のものが多いので、この手の純然たるアイテム探しは少なくなっています。ひたすらアイテムを探すレベルの合間にミニゲームがはさまります。生き残っているただのアイテム探しはこういう明るい系のだけなので寂しい。Escape Whisper Valley みたいな、寒々しい光景の中でひたすらアイテムを探すのがよかったんですが。Mystery P.I. も続きはないみたいだし。
このゲームは評判が高いんですが今回はじめて買ってみました。「バケーション・アドベンチャー:パークレンジャー」というタイトルで日本語化されているようですが、5はまだ出ていないようです。
主に自然の中でアイテムを探しますが、難易度は意外と高め。題材的に子供向けかと思っていたんですが。
あと完全にアメリカが舞台になっていて、ミニゲームがアメリカの人向けなので難しい。「アメリカの木の名前と葉っぱを組み合わせよう」とか、全然わからん。
あと最後の方のジグソーパズルも難しくて、もう投げようかと思いました。40分ぐらいかかったような。
全体としてはちゃんと楽しめるんですが、シリーズの他の作品も買うかは微妙。

The Wisbey Mystery
評価があんまり高くなくて、「古っぽい感じ」というので試しにどんな感じかとプレイしてみましたが、評価が高くないだけのことはありました。
全体にわりと適当なつくり。ストーリーもありがち。「古い屋敷で昔事件が起きて……」みたいな。そのためある意味さくさく進めます。
ちょっとバグっぽい挙動もありましたが、立ち上げなおしたら直って最後まで進めました。

Adam Wolfe: Flames of Time
現代風のハードボイルドっぽくもあるけどちょっと超自然入ったミステリーもの。
最近のアイテム探しアドベンチャーはファンタジーが多いので、そうでないものはわりと無条件で歓迎。それでいてホラー性も高くない。
主人公が男性固定なのも珍しい。姿を消した妹を探すのが主人公。どっかで聞いたような設定だな……。
コレクターズエディションではなく、ここに短めのゲームが2本入っています。ゲームが長いとだれるので、短いのが何本か入っているスタイルは好きです。
でも半端なアクション系ミニゲームが入るのは個人的には好きじゃありません。パンチカードがたまって無料クーポンがもらえたときに、ほかに買うものがなければ続きを買ってもいい。

Crime Secrets: Crimson Lily
これもわりと現代っぽい感じのミステリー風超自然アドベンチャー。
事件の再現をするスタイルをどこかで見たなと思ったら、「9 クルーズ」と同じところの開発でした。なぜシリーズの続きではないのかわかりません。
ただ「9 クルーズ」も、1作目の「サーペントクリークの秘密」は「家族みんなでヘビまつりに行こう!」みたいな意味不明な設定がツッコミどころあっておもしろかったんですが、2作目は普通になってしまいました。
これも普通です。

Bridge to Another World: Alice in Shadowland Collector's Edition
Bridge to Another World というシリーズがあるようなんですが、これを見た限りではストーリーはつながっていないような? ほかのはやってないのでわかりません。
アリスという名の現代女性がファンタジー世界に送られて、というよくある話。
不思議の国のアリスをモチーフにしているんですが、不思議の国の白ウサギ、マッドハッター、チェシャーキャットとかが無駄にイケメン風に人間化されているのがおもしろい以外は特に特徴がありません。特に出番が超少ないのに変に美形兄弟みたいにされているドゥードゥルディーとドゥードゥルダムの存在意義が謎すぎる。
ストーリーがけっこう適当で、そもそもマッドハッターはなぜそういうことをしたのか、ボーナスチャプターを解いてもよくわからない。

Cursed Cases: Murder at the Maybard Estate Collector's Edition
幽霊が出てくる以外はわりと普通の、19世紀あたりを舞台にしたミステリー。
真犯人の正体がわりと唐突に判明します。
ボーナスチャプターが適当すぎる。

Dark Romance: Curse of Bluebeard Collector's Edition
タイトル通り、青ひげの話で、18世紀ぐらいなのか、青ひげに無理やり連れ去られた婚約者が彼女を取り戻そうとする話。
このシリーズは初めてですが、システム的にどれも、男性と女性を交互にプレイするスタイルになっているようです。
青ひげが女性を次々にさらうのは生まれる子どもがモンスターになってしまうからで、それも青ひげの悪事による呪いだというどうしようもない話です。
手を貸してくれるモンスターがかわいい。

Enchanted Kingdom: A Dark Seed Collector's Edition
ファンタジー。現代から吸い込まれるのでもなく、普通にファンタジーです。
主人公はちょっと特殊な力を持ったヒーラーで、木に変わる人々を助けることになります。
治療する薬を作る画面がちょっとだけ珍しいかも。
ボーナスチャプターは王立医学研究所みたいなところの所長と女王の悲恋。

League of Light: Dark Omens Collector's Edition
『リーグ オブ ライト:暗黒の前兆』で日本語版があるようです。
リーグ・オブ・ライトというのは悪と戦う秘密結社みたいなもので、主人公はその一員。古い城を乗っ取った悪の魔王みたいなのと戦います。
このシリーズははじめてですが、けっこう楽しめたような。

Lost Lands: The Wanderer Collector's Edition
『ロスト・ランド:流浪の旅人』です。
このシリーズは珍しく、たぶん全部プレイしていますが、主人公は一貫して現代女性のスーザンです。
最初は「暗黒の大君主」で息子をさらわれてロストランドの世界に行き、息子を取り戻し、あとの「四人の黒騎士」と「黄金の呪い」ではひとりで出かけていろいろ問題を解決しています。
向こうの世界の方で必ず出てくるのは魔法使いのマーロン(ミスタイプではない)。
この人、「黄金の呪い」のときに「ひ孫」という女の子が出てきたんですが、妻や子もいるのか、謎です。
スーザンはいつも眼鏡をかけて、ジーンズとかスウェットスーツとかの適当な服を着てるんですが、「変わった服を着てるわね」と言われたのは今回がはじめてのような気がする。
今回のストーリーは魔法で昏睡状態みたいにされて、意識がパラレルワールドをさまよっている船長を助けます。
このシリーズの特徴としてマップをあちこち頻繁に移動させられるので、マップの瞬間移動必須。
スーザンとマーロンの声が今回変わっているような気がしてやや不満。まあスーザンはいいんですけど。
ここのゲームはムービーに特徴的な処理がされていて、古い映画のように見えるのがおもしろい。

Nevertales: Hidden Doorway Collector's Edition
このシリーズはいくつか遊んだことがあって、これまでというか少なくとも最初の2つぐらいはストーリーがつながっていたと思うんですが、たぶんこれはつながってません。
シリーズの以前の部分は日本語版があるようですが(ネバー・テイルズ。元は一つの単語なのになぜ区切る)、これにはないよう。
このシリーズは「物語の国」という世界があって、本を通してそこに行くというスタイルになっています。
ここでは物語の国を暗い物語に書き換えてしまう悪者がいて、それに彼氏を乗っ取られてしまった主人公が彼氏を救うついでに世界も救うというストーリー。
問題を解決する本が数冊あって、それぞれが短編になっているような形式で遊びやすい。それぞれの本によってSFだったりファンタジーだったりヴィクトリア朝の探偵ものだったり、バリエーションも豊かです。
定番の主人公を手伝ってくれる庭師ロボットが万能すぎる。
ボーナスチャプターはその後、実は息の根を止められていなかった悪者が蘇ったので、彼氏が主人公として彼の小説の師である人を助けたりします。が、このベストセラー小説家、物語の世界を見つけたのでどんどんベストセラーが書けるようになったとか言ってて、小説家の態度としてそれはいいんですかね。
追加コンテンツとして、シリーズの前作の(だと思う)アイテム探しができたりします。